Leica M3, Summicron 5cm/f2, ILFORD DELTA 400 |
電車から見る車窓には、どこへ行っても建物が見える。
どんなところにも同じような建物があって、そこでは普通に人が生活している。
自分の全く関与しない未知の街で営まれる人生について考えると、今度は反対方向から自分の人生についてその眼差しが向けられる。
電車に揺られてすっかり太陽の沈んだ夕暮れを眺めていると、会社で仕事をしても、休んでも、旅をしても、してなくても、何をしても、しなくても、必ず一日が終わっていくという事実を知る。
旅をしていて思うことは、今日一日、何をするかということだ。
良い写真ですねぇ!
返信削除写真の中で起こっている”事”は、ゲームをしてる青年が、ふと車窓から景色を眺めたというだけのことなのに、たまらなく叙情的です。
よくこの何気ない一瞬を撮られたなあと。
そして、窓に写る奇妙なラインと手すりのライン、奥の鉄塔、壁に写る青年の影と反射、これらが画面を退屈させず、バランスを取っていると思います。
nice shot!
ありがとうございます亀井さん!
返信削除何の気無しに撮ってみた写真に後から見る発見も写真の楽しみですね。
意味がありそうで意味が無い少し意味のある写真が撮れたらラッキーだなと思ってます^_^