2014/07/05

旅と車窓と徒然

Leica M3, Summicron 5cm/f2, ILFORD DELTA 400

電車から見る車窓には、どこへ行っても建物が見える。

どんなところにも同じような建物があって、そこでは普通に人が生活している。

自分の全く関与しない未知の街で営まれる人生について考えると、今度は反対方向から自分の人生についてその眼差しが向けられる。

電車に揺られてすっかり太陽の沈んだ夕暮れを眺めていると、会社で仕事をしても、休んでも、旅をしても、してなくても、何をしても、しなくても、必ず一日が終わっていくという事実を知る。

旅をしていて思うことは、今日一日、何をするかということだ。

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