もうずいぶんと前のことですけども、大学生活最後の夏休みに、知人2人と一緒に富士山の山頂へ日の出を見に行ったことがあります。
夜から登り始めて、日の出までに頂上を目指そうということになっていて、「なんで勢いだけで来ちゃたんだろう」と思いながら黙々と登り続けました。
あのとき夜中に見た満天の星空は、今でも忘れられません。なんてったって、リアルにセガトイズのホームスターですから。
日の出の時刻になると、空がうっすらと明るくなってきて、雲海からオレンジ色の太陽が姿を現しました。
カメラを交換しあって記念写真を撮っていたり、一人で膝を抱えて雲海を眺めていたり、富士山山頂の東側に集まった人たちは思々に日の出を喜んで、そしてバラバラに散って行きました。
このとき持っていったのはライカIIIf(+industar-22)とミノルタオートコード。
バルナックライカはシャッターダイヤルがシャッター幕と連動した回転式で、シャッターボタンから大きくハミ出た手袋がダイヤルを押さえつけていたためにシャッターが正常動作せず、結構な枚数をダメにしてしまいました。
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